【ウィーン】ハプスブルク家御用達カフェ「デメル」で味わう極上スイーツと優雅な時間

ウィーンの中心部、コールマルクト通りに佇む「デメル(Demel)」は、1786年創業の老舗カフェ。ハプスブルク家御用達の菓子店として知られ、現在もその格式と伝統を守り続けています。絢爛な内装と芸術的なスイーツが魅力のデメルで、まるで皇室の一員になったかのような特別な時間を過ごしてみませんか?

Contents

📌 基本情報

項目内容
店名Demel(デメル)
エリアウィーン1区(Innere Stadt)
住所Kohlmarkt 14, 1010 Wien, Austria
アクセス方法地下鉄U3線「Herrengasse」駅から徒歩約2分/バス1A・2A系統「Herrengasse」停留所から徒歩約2分/近隣に有料駐車場あり(Garage Am Hofなど)
営業時間・定休日毎日10:00〜19:00(無休)
公式サイトhttps://www.demel.com/
Instagram@demel_wien
Wi-Fi・電源Wi-Fiあり、電源なし
席数・予約可否約100席、予約不可(先着順)

🏰 外観・内装の雰囲気

デメルの外観は、歴史を感じさせるクラシカルなファサードが特徴。店内に一歩足を踏み入れると、ネオバロック様式の豪華な内装が広がります。シャンデリアが煌めく天井、アンティーク調の家具、鏡張りの壁など、まるで宮殿のような空間が訪れる人々を魅了します。1階はスイーツの販売エリア、2階はカフェスペースとなっており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

🍰 注文したメニューと感想

ザッハトルテ(Sachertorte)

デメルで味わうザッハトルテは、しっとりとしたチョコレートスポンジにアプリコットジャムが挟まれた、クラシカルで深みのある味わいが特徴。特製のチョコレートコーティングは程よいビター感を持ち、全体として甘すぎず上品な印象を与えます。生クリームを添えることで、口の中での調和が一層引き立ち、豊かな風味を楽しめます。

実はこのザッハトルテ、ウィーンでは有名な「本家争い」がありました。デメルと、ホテル・ザッハーが運営する「カフェ・ザッハ」が、どちらが本家のザッハトルテかを巡って20世紀中頃まで法廷で争った歴史があります。最終的には、ホテル・ザッハー側が「オリジナル・ザッハトルテ」の名を使用できる一方、デメルも「Eduard Sacher Torte」として販売を続けることが認められました。

つまり、デメルのザッハトルテは“もうひとつの正統”として、ウィーンのスイーツ文化に今も根強く息づいている逸品なのです。

実際に両方を食べ比べてみると、デメルのザッハトルテはカフェ・ザッハのものより軽やかで、食後にもぴったりの優しい味わいだと感じました。個人的には、生地とチョコレートのバランスが絶妙で、デメルの方が好みに合いました。

ウィーンの老舗カフェ・デメルのザッハトルテと生クリーム

紅茶(Tea)

選んだ紅茶はアールグレイ。ベルガモットの爽やかな香りが口いっぱいに広がり、濃厚なザッハトルテとも相性抜群。カップやティーポットのデザインも上品で、細部にまでこだわりを感じました。見た目にテンションが上がりつつも、落ち着いて味わえる、心地よいひとときでした。

🌟 このカフェのおすすめポイント3選

  1. 歴史と格式を感じる空間
    • 1786年創業という長い歴史を持つデメル。ハプスブルク家の菓子職人として仕えた背景もあり、店内には当時の栄華を偲ばせる内装や什器が数多く残されています。シャンデリアや重厚な木製のカウンター、ガラスケースに至るまで、細部に漂うクラシックな空気感が、ただのカフェ以上の価値を感じさせてくれます。
  2. 芸術的なスイーツの数々
    • 店内に入ってまず目を奪われるのがショーケースに並ぶスイーツたち。ケーキ一つひとつが丁寧に仕上げられており、その佇まいはもはや菓子というより作品。特にザッハトルテやリンツァートルテなどの伝統菓子に、現代のエッセンスが織り交ぜられた姿には、時間を忘れて見入ってしまいます。
  3. アクセスの良さ
    • ウィーンの中心地にあるという立地の強みは、観光客にとって非常にありがたいポイント。ホーフブルク宮殿やシュテファン大聖堂などの主要観光地から徒歩圏内にあり、観光の合間にふらっと立ち寄るには最適。カフェの格式と観光の利便性が両立している稀有なスポットです。

⚠️ 気になる点・注意点

  • 混雑時の待ち時間
    • デメルは観光地の中心にあり、ウィーンを訪れる観光客の定番スポットでもあるため、平日でも昼過ぎから夕方にかけて混雑することが多く、特に週末や観光シーズン(春〜夏、年末年始)はかなりの待ち時間を覚悟する必要があります。店内の案内も基本的に順番待ちリストではなく、空いたタイミングでの案内となるため、回転は遅めです。

      私が訪れた日はたまたま開店の15分前に到着しました。15分というのは移動するには中途半端な時間だったため、そのままお店の前で待つことに。運よく私が先頭に並ぶ形になり、その時点では誰もいなかったのですが、ものの数分で続々と人が集まりはじめ、わずか15分の間にあっという間に40人近くが列を作っていました。
      外国人観光客が多く、「あなたは列に並んでるの?」と何人もの人に聞かれ、ちょっとした案内係のような気分に。
      開店のタイミングでは50人近くいたように見えましたが、幸いまだ席には余裕があり、全員が一度に案内された様子でした。そういった意味でも、開店直後の訪問は、混雑を避けつつ快適に過ごすためのベストタイミングと言えそうです。
  • 予約不可
    • カフェスペースの利用については予約を受け付けておらず、完全な先着順です。特に2階の窓際席など人気のある席を希望する場合は、開店直後の時間帯を狙うのがベスト。ゆっくり過ごしたいなら、時間に余裕を持って訪れることを強くおすすめします。
  • 価格帯
    • ウィーンの一般的なカフェと比べると、やはり観光名所価格。決して安くはありませんが、その分、空間や歴史、クオリティを含めた“体験”としての価値があります。観光地の休憩として立ち寄るだけでなく、むしろデメルを目的地にして楽しむのが良いかもしれません。

👤 どんな人におすすめか

  • ウィーンの歴史や文化に興味がある方
    • ハプスブルク家ゆかりのカフェで、当時の雰囲気を感じたい方に。
  • 優雅なカフェタイムを楽しみたい方
    • 豪華な内装と上質なスイーツで、特別な時間を過ごしたい方に。
  • 観光の合間に一息つきたい方
    • ウィーン中心部に位置し、観光スポットからのアクセスも良好です。
  • 本場のザッハトルテを食べ比べてみたい方
    • デメルとカフェ・ザッハという二大名店のザッハトルテを比較して、自分の好みを見つけたい方に。

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